平成9年に設立した、社会福祉法人江戸川豊生会理事長として、また、医療法人、学校法人の代表として20数年福祉を見つめ、それぞれの施設の役割に沿った、しかしながら特色、個性を生かした運営を行ってきました。平成30年、グランドホーム・カペナウムに出会い、この武蔵野の緑と広々とした庭(マリアガーデン)を擁するこの施設がもたらす、“人を支える”ということの今までとは違う意味合いを感じたような気がいたしました。
その後、ご縁もあり、半世紀にわたり受け継がれてきたカペナウムの創業理念に共感し、この事業を引き継ぐに至りました。
840坪の敷地に定員はわずか33名、贅沢にゆったりと設計され、住まう人の個々の時間の流れに寄り添うような造りになっています。
創業から変わらず掲げている奉仕の心と積み上げた経験で、今までどおりそれぞれの日常を大切に支えることを目指してまいります。
株式会社ジュウロス
柳内光子
当ホームの前身である『医療法人ジュウロス会カペナウム病院』は、昭和44年より緑豊かな武蔵野の林に囲まれた静かな環境の中で、脳卒中専門のリハビリテーション病院(療養型病床群)として地域に根差した医療活動を行ってまいりましたが、平成15年に、その40年の歴史に終止符をうちました。
長島義剛氏を代表とする病院経営陣は、”カペナウム病院”の良き伝統を受け継ぎながら、より良い高齢者福祉を清瀬の地で実現するために新たに株式会社ジュウロス会を設立し、平成17年1月1日に、清瀬市初の”介護付有料老人ホームグランドホーム・カペナウム”をオープンいたしました。
”カペナウム病院”創業の理念である、"奉仕のこころ"を継承しながらも、新たなスタートにあたり"感謝のこころ"を経営理念に加え、ご入居者様とご家族様から「カペナムに来て本当に良かった」と思っていただけるようなホーム作りを目指しました。
そして、平成30年(2018年)6月29日、更なる発展のために柳内光子氏と三国千津子氏が事業を継承致しました。
新経営陣は、半世紀にわたりカペナウムを支えた理念に共鳴し、この理念の下、事業の健全な発展を通して社会への貢献を行ってまいります。一方、この理念の継承と保持のために、新たな変革にも果敢に挑戦してまいります。なお、新ホーム長の三国氏(ケアマネージャー)は柳内氏の長女で、長年福祉事業のマネジメントに携わってまいりました。この豊富な経験を、今後の“グランドホーム・カペナウム”発展の糧としてまいります。
※)カペナウム(イエスの街)以下に詳細記す
※)ジュウロスギリシア語「δουλος」で"イエスに仕える者:僕(しもべ)"を意味します。